熊本市中心部に位置する創立125周年の伝統園。伝統とキリスト教の精神を重んじながらもSDGsを学ぶなど、最新の社会情勢を踏まえた教育にも熱心。
2017年4月〜
年長 90名
年中 80名
自ら考えて行動する自信がなく、指示がないと不安になる園児が年々増えているように感じていました。保育の中で主体性や創造性を伸ばしていきたいと考えていたところ、きっつを知り、この教材なら主体性を伸ばす保育ができると感じました。
最初にきっつの保育を体験した時に子どもたちが楽しんだのはもちろんですが、先生自身も楽しみながら保育できたので、「これだ!」と思い導入を決めました。
アイデアを出し、表現し、共有することが苦手な子どもが多くなったと感じていましたが、きっつなら楽しみながらそういった活動がたくさんできると思いました。
月2回を基本にしていますが、行事との兼ね合いで実施しない月や、2回以上行う月もあります。
「きっつの時間」には、普段の保育では体験しない発見・創造・共有・発表などの活動を大切にしています。
「こうしよう!」、「これやりたい!」と自然に園児が主体性を発揮します。先生は「こうしなさい」と教えるのではなく、見守り、時には「どうして?」「これ何?」と質問し、考えさせる。そんな保育が実現しました。園児自身が考え、主体性を発揮する機会をもっと増やしたいと考えていたので、きっつで実現できました。
アートポン!はご家庭でも鑑賞できるので保護者の方に「これは○ちゃんの△△だよ!」とお話したくて、自分だけでなく、お友達の発表も一生懸命に聞く姿が見られるようになりました。今まで消極的だった子も前に出て発表できるようになりました。
きっつを実施するにあたっては、特別な準備は必要ないので、今までの保育の何かを削るということなく、きっつの時間を確保できています。天気が悪い時や行事後でお疲れかな?という時にお楽しみとして急遽「きっつの時間」を作ることもあります