インタビュー動画
園紹介
学校法人同朋学園 同朋幼稚園

幼稚園から大学までを擁する大型学校法人。園の伝統を守りながらも時代に合った保育を目指し、園舎も改修。新たな幼稚園へと生まれ変わりました。

幼稚園
愛知県名古屋市中村区稲葉地7丁目1
150名
導入時期

2017年9月〜

導入範囲

年長 2クラス 44名
年中 2クラス 45名
年少 2クラス 51名

園の課題 : 園児数の減少園の課題:園児数の減少

保育園を希望する保護者が増えたこと、また地域の少子化の影響を受け、園児数が減少傾向にありました。数十年変わらない教育スタイルを継続していくのが正しいことなのかという思いが生まれ、「時代に合った教育とはなにか」について見直すところから、園の改革を始めていきました。また、教育内容と園舎・園庭のあり方は車の両輪のようなものだと考え、園舎及び園庭の改修も行いました。
これまでの幼稚園の伝統を守りつつ、子どもの主体性を育む教育に力を入れたいと考え、きっつの導入に踏み切りました。新しい教育カリキュラムを取り入れることは容易ではありません。先生方、保護者、そして子どもたちの理解がとても重要です。正しく理解していただけるよう、保護者には丁寧に説明を行いました。今では教育の質に高い評価をいただき、定員いっぱいの人気園になっています。

多くの園が、同じ活動を毎年繰り返しているのではないかと思います。園の伝統を守ることばかりに固執していては成長できないと考え、園として何を守るべきか、子どもたちの何を育むべきなのかなど、職員同士で繰り返し話し合いました。そして、園の理念は変えずに、教育内容を見直そうという結論に至りました。20年後の未来(今の子どもたちが大人になる頃)には「主体性」・「コミュニケーション力」・「互いを認め合う力」などの力が求められると考えています。きっつは21世紀を生きる力を育む教材だと知り、説明を聞くことにしました。

きっつにおける先生の役割は、「教える」ではなく、「引き出す」ことです。子どもの主体性を大切にするのが、きっつの特徴です。
最初はiPadを使うことに抵抗がありましたが、教材を見せてもらうと大人でもワクワクするようなものが多く、子どもたちが喜ぶ姿が目に浮かびました。また、2人で1台のiPadを使うことで、お互いを思いやる力、コミュニケーション力も育っていくように感じました。
保護者からは「家庭でのiPadの使い方が変わった」、「自宅できっつでの活動の話を良くする」などの声をいただいています。

各教室に設置されているモニター

学年によっても違いますが、月2回程度行っています。たくさんの教材がありますが、さまざまな経験をしてもらいたいので、本園ではどの教材も満遍なく行うようにしています。既存の保育ときっつが相互に質を高められるような活動を目指したいと考えています。

作品に個性が出るようになった!

きっつは、一人ひとりの「創造力」を育む教材です。年長になると「世界に一つだけの作品を作ろう」というお約束のもと、作品作りに励みます。お互いの個性を認め合い、拍手し合うことで、みんな自信満々に作品を作るようになりました。

表現する力がついた!

きっつでは活動の最後に発表(プレゼンテーション)を行う時間があります。
自分の気持ち、伝えたいことを表現する力が育まれていることを感じます。
また、日常から手がたくさん挙がるようになりました。

先生が普段の保育にICTを取り入れる
ようになった

先生たちが、きっつ以外の保育の時間にもICTを取り入れるようになりました。インターネットで画像を検索して見せたり、運動会の練習を動画で撮ってみんなで振り返ったりしています。

きっつは、これからの時代に合った教育をするのに必要な教材だと思います。
教育内容の見直しや園を変えてくれるきっかけになるはずです。子どもたちだけでなく、先生方も楽しく使えるのでおすすめです。